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かかしとわたし

卒論研究としてカラスの音声コミュニケーションについて調査している学生がいます。神戸女学院で観察されるハシブトガラスを対象に、様々な音声を録音してその波形を分析し、音声を可視化すると共に、その音声を発した際のカラスの行動を観察しながら、それぞれの鳴き声がどのような意味を持っているのかを調べています。動物の言語の進化の解明や、都市部で問題となるカラスによる被害への対策を考えることに役立つ研究です。


その研究の一環として、「ヒトのようなもの」をカラスに示した際に発する音声を特定するために、かかしを作ってカラスに見せてみることにしました。単に立っているだけだと、カラスに「これはヒトではないな・・・」とばれますので、手の部分に透明な糸を結び、遠くから手が動いているのように動かす予定です。


◎学生作の実験用のかかしのプロトタイプと私です。とりあえず私の白衣を着せています。あくまでヒトっぽいところがポイントです。カラスがヒトに対する特有の警戒声を発するのか、またそのヒトっぽいものに対してどのようなチェック行動を行うのか観察する予定です。


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