2022年10月29日
卒論研究のススメ
今年度は、7つのテーマに分かれて、卒業研究が行われています。 秋になって野外調査や室内実験も一段落つき、室内でのデータ整理&分析やサンプルの測定などのフェーズに移行しました。 ◎黙々と作業を続ける卒論生たち。ここからがいよいよ正念場です。
2022年10月26日
嘴太鴉乱舞
神戸女学院大学のある岡田山には、たくさんのハシブトガラスがすんでいます。 先日の夕方、空を被うほどカラスたちが飛び回っていて、下校中の学生たちも、何事かと立ち止まって空を見上げていました。 「もしかしてN先生が巣に近づいたのかな・・・」と、学内でカラスのことを観察している先...
2022年10月20日
津門川で生物相調査を行いました!
2022年10月9日に西宮市内を流れる津門川で生物相調査を行いました。過去に生物が大量死した津門川で、水生生物たちがどのくらい復活しているのかを定期的に調べています。津門川の詳細は過去のブログで紹介しています。 後半は雨が降ってきてなかなかハードな調査だったのですが、アユや...
2022年10月14日
アシダカグモはペットになるのか?
私がすんでいるアパートの部屋で、夏頃からアシダカグモの若い個体を見かけるようになりました。非常に大きく成長するクモで、人家で見ることが多い、身近な生き物です。クモや虫が嫌いな人は、ぞっとする存在だと思います。 私は基本的にどの生き物も好きなので、特に追い出すこともなく、ペッ...
2022年10月10日
芦屋川のこと
先日、芦屋市の職員の方と、大学との連携に関する下打ち合わせをしに、芦屋市役所に行ってきました。その帰りに芦屋川を少し散策しました。 下流域は河床が固められており、また河道も幅広いため水深が非常に浅いため魚類を基本的に魚類を見ることはありませんでしたが、少し上流に上がると自然...
2022年10月6日
竹筒さばきの達人
卒論で、管住性ハチ類の営巣環境に関する研究に取り組んでいるチームがいます。野外に仕掛けた竹筒トラップにハチの営巣が確認されたら、実験室に竹筒を持ち帰り、竹を割って、ハチの種類や寄生バエの有無を確認します。これがなかなか大変な作業なのですが、卒論生たちはもくもくと「竹筒さばき...
2022年10月3日
ちょっと寂しい万葉池
9月の万葉池の生物相調査を行いました。ここのところ気温が下がったせいか、陸生昆虫、水生昆虫ともに個体数がめっきり減り、少しさびしい感じです。 新しい試みとして、池の底に溜まった泥を肥料化できないかの研究もスタートしました。肥料の成分である窒素、リン、カリウムが底泥にどれくら...