- 2022年6月30日
中庭でアリの分布調査
生態学実習Iの授業で、中庭のアリの採集を行いました。生物の分布パターンの把握やそのパターンを決定する要因を明らかにするための調査手法を学んでもらうことが目的です。 昨年も同様の調査を行ったのですが、今年は少しアリの種組成が違うように思いました。この後、分類作業を行いますので...
- 2022年6月28日
6月の万葉池
先日、万葉池の6月分の調査を行いました。5月半ばからイモリの姿をあまり見なくなったため心配していたのですが、今回の調査はたくさん採集することができました(採集したイモリは性別や個体数を調べた後、尾の一部を安定同位体分析用に切除し、その場で放流しています)。採集はできなかった...
- 2022年6月26日
卒論研究進行中!
今年度の保全生態学研究室では、7つの研究グループに分かれて、卒論研究が進んでいます。フィールド調査がメインのグループから、室内実験が主なものまで、テーマに合わせてアプローチの仕方は様々ですが、どのグループも頑張って研究を進めています。...
- 2022年6月22日
やっかい者なのか、大切な存在なのか
大学職員の方から、最近、小さな羽虫が大量発生して困っていると連絡をもらいました。どんな虫なのか調べてみたところ、キノコバエの仲間であることがわかりました。1mm程度の非常に小さなハエ目の昆虫で、幼虫はキノコや堆肥などをエサとします。そのため、キノコ栽培施設で被害が出ることも...
- 2022年6月19日
今年度の最初のオープンキャンパスを行いました!
2022年6月19日に、今年度最初のオープンキャンパスを行いました。私たちの環境・バイオサイエンス学科も模擬授業を行ったり、学科のブースを出して、学科の学びについて説明しました。たくさんの高校生や保護者の方に参加頂き、にぎやかで楽しいオープンキャンパスとなりました。...
- 2022年6月9日
外来種の問題はムズカシイ
TV番組などで取り上げられる機会が増えたこともあり、最近は外来種に関心を持つ学生が多くなりました。私も「環境保護論」などの授業で、外来種問題の現状と対策について説明しているのですが、知らないうちに他地域から外来種を連れてきてしまい、在来生態系に被害を与えてしまう等々、中々に...
- 2022年6月6日
土の中の生き物たちを調べてみる
環境・バイオサイエンス学科の1年生を対象とした「環境科学基礎実習」は、自然科学的な思考方法や科学実験の基礎技法などを学ぶ、導入の授業です。オムニバス形式の授業で、複数の先生がそれぞれの専門を活かした実習を行っています。 私の実習回は、土の中にすむ土壌生物の採集と観察です。学...