6月の万葉池
先日、万葉池の6月分の調査を行いました。5月半ばからイモリの姿をあまり見なくなったため心配していたのですが、今回の調査はたくさん採集することができました(採集したイモリは性別や個体数を調べた後、尾の一部を安定同位体分析用に切除し、その場で放流しています)。採集はできなかったのですが、オオシオカラトンボの雄が万葉池をテリトリーにしているのも観察できました。
◎採集風景です。水質も同時に測定しているのですが、4月から大きな変化は示さず。
◎採集されたイモリたち。そろそろ繁殖するように思います。
◎池の周りで採集されたクモ。チュウガタシロカネグモではないかと思います。クモのような肉食性の動物は、池から羽化した水生昆虫を捕食することで、池と森の生態系をつなぐ役割を果たしているのではと考えています。
Comments