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伊丹市立伊丹高校の生物部と生物観察会を行いました

2022年5月14日に、伊丹市立伊丹高校の生物部の生徒さんたちと、私の保全生態学研究室の卒論生たちとで、神戸女学院の森や万葉池の観察会を行いました。ここでは観察会当日の様子を紹介しようと思います。


噴水のある中庭を抜けて、まずはシェイクスピアガーデンを見学。この庭園には、シェイクスピアが作品の中で触れた植物のうち、日本の気候や風土に合う種類が育てられています。今回は、雨上がりだったこともあり、あまり観察はできませんでしたが、普段はチョウなど訪花性の昆虫を、四季折々の花とともに楽しめる場所です。


◎続いては、谷門の森で生き物を観察。この森はキャンパス内で最も遷移が進んでおり、谷状の地形であることと相まって、昼間でも少し薄暗い場所です。土壌動物も豊かなため、環境科学基礎実習などの授業でよく調べたりしています。森に着くと、早速生き物探しをはじめた生徒さんたち。さすが生物部です。


◎朽ち木の中にいたキマワリ類のサナギです。朽ち木の中に潜ってしまい撮影できなかったのですが、同じくキマワリ類の幼虫も観察できました。幼虫を見た生物部の顧問の先生が一言、「美味しそう」。生徒さんたちにはあまり共感してもらえなかったようですが、私も「美味しそう」に一票です。


◎後半は、万葉池で生物採集です。卒論生たちは、月1回、万葉池の内外で生物採集を行い、生物相や食物網構造の季節変化を押さえると共に、ため池が里山の生物多様性の保全にもたらす効果について研究しています。今回は、卒論生たちが行っている調査メニューを生物部の生徒さんたちに体験してもらいました。胴長を履き、タモ網を手に、どんどん生き物を採集する生徒さんたち。さすが生物部です(2回目)。


◎池の周りの木で生物部の顧問の先生が見つけたナナフシ(ナナフシモドキ?)。樹皮の色が黒っぽいため、あまり擬態はできておらず、非常に目立っていました。


前日まで天気が悪く、実施が心配された観察会でしたが、無事に行うことができました。サポートに入ってくれた卒論生たちも、高校生に研究の目的や調査の仕方をレクチャーすることで、自分たちが行っている研究の理解がさらに深まったのではないかと思います。


伊丹市立伊丹高校の生物部のみなさま、とても楽しい観察会でした。またぜひ一緒に調査を行いましょう!顧問の先生方も大変お世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。

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