ツバメvsトンボ!?
昨夏のある日の夕方のこと、たくさんのツバメが集まって飛び回っている場面に遭遇しました。何をしているのかよく確認してみると、ツバメだけでなくトンボ(学内に多いウスバキトンボ?)も群れていました。
最初は、ツバメがトンボを捕まえようとしているのかと思ったのですが、よく考えると、トンボはツバメのエサにはちょっと大きいですし、何よりトンボたちが逃げずにその場に留まり続けているのはヘンです。
上空のため、視認できませんでしたが、おそらくユスリカの仲間が繁殖のために集まっていて(いわゆる蚊柱です)、そのユスリカをツバメもトンボも食べているのではないかと思います。
もしそうなら、鳥(ツバメ)と昆虫(トンボ)が、同じエサ(ユスリカ?)を巡って種間競争を繰り広げていることになります。鳥と昆虫という、大きく違う生き物同士が、競争相手になることもあるのか!と、目から鱗が落ちた夏の夕暮れでした。
◎群れ飛び回るツバメとトンボ。解像度の関係でトンボは見えにくいかもしれませんが、ときおりUMAのスカイフィッシュみたいに小さな影のように映るのがトンボです。実は、後日、ここにコウモリ(ほ乳類)まで加わり、鳥vs昆虫vsほ乳類の熾烈な争いが起こっていました。
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